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2017年10月 7日 (土)

片道1000km福島ツアー 復路編

夕方の5時くらいに出発した僕達は、福島の余韻に浸りながらこれからのルアーの事や、釣りの事なんか話しながら、いかにも釣り人ぶって快調に磐越道を抜け北陸道を南下しながら、十五夜の月明かりが照らす新潟の夜景を眺めて次の目的地を目指す!

目的地、、そう、帰路をセットする時点でスモールを釣ってない野津くんは琵琶湖の上を通過するのに琵琶湖で釣りが出来ないのは酷過ぎると言い出し、敦賀で下りて滋賀まで南下すると言う寄り道ルートを設定していた。

福島から琵琶湖までは7時間半、琵琶湖からウチまでは3時間半。
まぁ長旅ついでの少し寄り道なら朝マヅメくらいやって帰ろうじゃ無いかと言う事で、琵琶湖を目指す僕等に再び北陸道が牙を剥く!!

新潟を快調に抜け、富山、石川に入った僕等にまたしても通行止め、、、
しかし、今回は通過時間的に少し時間調整したら深夜料金で清算出来るから、どうせ琵琶湖に着いて仮眠するなら先に仮眠してから高速を下りようって事に。

そしてIC直前のSAで仮眠を済ませて下道に下りて、3区間バイパスを走り、再び北陸道に乗って敦賀から南下。

琵琶湖に着いたのは午前4時半。

前日の晩ご飯の定食が暴力的過ぎて何も食べたくも無いし、飲みたくも無かった僕はコンビニで買い出しもしてなかったからとにかく釣具だけをカヌーに乗せて、朝マヅメだけだからね!!って念を押してスタートフィッシング。

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鳥目の僕はメガネをしててもヘッドライト無しで見える光量になっても見えないから操船メインで野津くんのキャストを見守る。

願わくば即行釣れてくれて満足して帰っても良いのにくらいww

しかし、幸先良くグッドサイズのバイト&追い食いも痛恨のすっぽ抜けで乗らず、、、

やっと普通に明るくなったから僕も投げようかと思った時にタックルボックス積んでない事に気付く。
野津くんにマスターフレックスだけ貸して?、、、ってキャスト開始。

とりあえずマスターフレックスがあれば首振りも出来るし、ダイブも出来るし、金属音やフラッシングも出せる、勿論巻きで引き波で引っ張る事も出来る。
状況が分からない時に一旦強めで反応出来る魚を探る場合にはマスターフレックスの汎用性は頼もしいし!

ウィード際にキャスト、1mくらい離れるまで少し強めの首振りで移動距離を抑えてテールフィンの音を鳴らしてたらバイト!秋になって乗らないバイトに苦しめられてたからそのまま次のアクションに備えてたら一気に持ち込んだのでおもっきりフッキング!!


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ブリブリのナイス40中盤バス♪

これでノーフィッシュは免れたもんだから余裕になった僕は後は野津くんに1本釣れてくれたら帰って寝れる!!!
などとその瞬間を今かと待つのになかなかその瞬間は訪れない・・・

完全に朝マヅメが朝になり、予定してた2時間が過ぎても、なし崩し的に延長して行ってもバイトは何発かあるもキャッチに至らず・・・

バスボートだけならまだしも、藻狩り船が何十隻もフルスピードで走り回る。
ショアラインは波立ってアドベンチャーはさながら笹舟みたいなアドベンチャー感満載状態。

とても釣りにならんから引き返そうって事でスロープに向かいながらドシャローのウィードエリアをショアライン沿いに流して沖向きに打って居た野津くんの巨鯉が突如爆裂バイトと共に消し込まれた!!

琵琶湖に通い慣れてる野津くんはパワーゲームで一気にウィードから引き離しカヌー際まで寄せてくれた。
デカイ!!コレはホントにメイクドラマな延長戦ラストの逆転サヨナラホームラン来たかっ??って思えるくらいデカイ!!!

僕がいつも使ってるネットじゃヤバイかも?って事で野津くんのネットで一気にランディング!
コレが悪夢のスイッチオンだった、、、

野津くんのネットはジョンボートで使ってるからハンドルが長い。
なもんで、サイズもサイズだったから強引にランディングした僕と、フロントシートでバランスを取りながら誘導してた野津くんの重心が、船の中にバスを取り込んだ瞬間崩れ、一気に僕はバスをランディングしたままのポーズでバックドロップで琵琶湖に解き放たれた!!!

だけど、僕より一瞬早く落ちた野津くんは頭から落ちてる僕に「魚は!???」って叫んでる!!!

僕は魚どころか自分が魚をキャッチした瞬間からまばたき1回でバックドロップだからテンパッてて、とにかく僕の近くを泳いでるバスに真上から虫取り網みたいにネットを被せる。

水深は膝下くらいだけど、仰向けの僕とバスは仲良く視線が同じくらい。
バスも馬鹿じゃないから当然潜って逃げる!

僕は慌てて起き上がって今度は掬い直すも入らない・・・もっかい掬って無事にランディング成功の喜びが込み上がったと同時に「カメラ!???」

僕の一眼がたぶん・・・

カヌーは見事にライブウェルになってる!!

バスをカヌーの中に入れて、ひとまずカメラを探したらカヌーのシートの下に引っ掛かってて助かった。
慌ててバッグから出して見たら何とか濡れずに無事だった。

そこからは散乱したルアーやタックル、バッグの中の貴重品を集めて点検して、改めて一連のハプニングが可笑しくてずぶ濡れのオッサン2人で大笑いした。


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しばし騒動に巻き込まれて放置されてたバスをカヌーウェルから引き出し、


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無事だったカメラで記念撮影をして、


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サイズ計測したら、、、60無かった、、、58cm、、、でも、20cm弱ある巨鯉を一気にハーモニカ食いで喉の近くまで丸のみしてたのも衝撃だったし、福島まで走った上に帰り道の1700km地点でバックドロップしてまでキャッチした衝撃はなかなか味わえるもんじゃ無いので、コレはコレで旅の締めくくりには見事過ぎるオチだったんじゃないでしょうか?www

しかし、釣れた喜びとハプニングの興奮が覚めた後の切なさと疲労感ったら・・・

ずぶ濡れでスロープまで帰り、着替えてホントの家路に向かった僕達は、睡魔に耐え切れず途中のSAで寝落ちてしまい、帰りの1000kmは福島から26時間かかりましたwww


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これにてオッサン2人の往復2000km福島ツアーは無事終了です!

お世話になった福島の皆さんありがとうございました!!!

ONE LOVE


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