全国的に大寒波が訪れようとしていた先週後半、やっぱり一年で一番寒さが厳しくなる大寒に暖かいなんて事は無かった。
だけどもだけど、よりにもよってこんなタイミングに竹内さんと釣りに行く計画なんて立ててたもんだから考えが甘すぎて困ったもんです。。
とりあえずせっかく寒い時季だし話しのタネに二人で雪深い山の神社に参拝!
何気に竹内さんは雪山の男なのに、僕は竹内さんの雪山姿を初めて見たww
しかし、映像で見た登山家的な姿では無く、ダウンこそ着てるけど超軽装ですけどね。
とまぁ初日の移動日はちょいと観光的にブラリとして、いよいよ2日目早朝からは釣りへ!
気温は-4℃、雪こそ降ってなかったけどとにかく寒い。
とてもブラックバスどころか生命感すら感じないくらい・・・
それでも必死にバスの気配を探して投げ続ける。
体はある程度の防寒してるから耐えれるんだけど、とにかく手先と足先が凍りつきそうに寒い。。
水温が4℃~5℃だから、逆に水の中に足を浸けたほうが温かいと感じるくらいだった。
結局初日はマスターシーラスにチェイスして来たマスの姿をチラ見した程度で完敗★
巷で噂の?スパイスタップリのカツカレーで体を温めて帰った。
そして、天気予報では何十年に一度だとか言われる寒波が最接近しそうな気配の中スタートした2日目。
初日の寒さを経験していたので多少身構えていたおかげか、多少は寒さもマシかな?なんて思ったけど、時間を追う毎にドンドンと寒くなり、小雨は雪に変わって初日どころじゃ無い寒さが襲い掛かってきた。
しかし、初日と違って少し水温の高いワンドを見つけて2人共にチェイスがあった事で首の皮一枚で集中していれた状態でした。
そして、遂にこの日一番の見せ場がこの場所で!!
入り組んだ枝の中にスウィングジャックを投げ込み、これで出たらどおするんだろ?って感じのややこしい場所でウネェ~・・・ウネェ~・・・って動かして、反応が無かったから枝を一本交わそうかと思って水面からルアーが離れかけた瞬間、リアフックを咥えてバスが水面を横に走ろうとしたから枝越しにオートフッキングみたいな感じでフッキング!!
「竹内さん食いました!!!」って僕。
「ウヲーーーッ!!!ヤッターーー!!」って竹内さん。
追い合わせをしてシッカリフッキングはしたけど、バスとルアーは見えてるのに交わそうとした枝がジャマでゴニョゴニョから引き出せない、、、
枝1本でテンションをかけてニッチもサッチもいかない状況だったから枝ごと折ってでも引き抜くしかと思って力任せに引いたら枝の又にスウィングジャックがロック!!
まぁ後は想像の出来る外れ方で見事にグッバイ。。。
そこそこのサイズの魚が見えてただけに、この時季の貴重なチャンスをモノに出来なかった事は本当に悔やまれました。
その後は段々と吹雪が酷くなって、風波もかなり立って来てこれ以上は危ないと判断して、予定より少し早めに撤収!
広島風お好み焼きを食べて、ガッチガチツルンツルンに凍りついた道路を必死に帰りました。
まぁ釣れはしなかったものの、絶対にこのタフな状況で色々試した経験は活かされると思うので、今回は2人で寒稽古をしたと思ってお疲れ様でしたって感じですね。
それこそ、普通経験する事の無い極寒の極地で活動される竹内さんでさえも、体を動かさないカヤックの上での防寒対策は今後の課題だと言って色々話したくらい勝手の違う極寒の釣行だったので、何事も経験って事でwww