トップ
今ルアーの乾燥棚にはヤングガールとスキャットＳが並んでいます。
スキャットＳはビーバーの尻尾くらいのくせに一丁前にトレーに並んでレギュラーサイズと同じ扱いで同じ工程で作られます。
小さいからと言って何も省ける部分はありません。
それで居て販売価格は・・・本当に生意気です。
小学生なのに運動するならプロモデルのシューズじゃ無きゃ早く走れないとか言ってるのと一緒な感じだろうか？
でも、スキャットＳは是非使ってみていただきたい。
釣れるからと言う訳じゃ無くて、いつも慣れ親しんでるトップウォーターゲームが、バスフィッシングが、少し遊びとして幅が広がるから！
僕等は釣りをしている。 それは魚を釣るという目的の遊びです。
でも、トップと言う遊びを選んだのは釣りだけじゃ満足できなかったから。
トーナメント系と称されるオールラウンドタックルの中にもクラフトマンシップを感じる素晴らしいモノは沢山あります。
でも、あえて主流では無かったトップウォーターを選んだのは、全てが目の前で見える遊びだから！
お気に入りのルアーが泳ぎ、誘い、襲われ、引きずり込まれ、魚と一緒に帰って来る。
ロッドだって、その他のタックルだって全てが自分のスタイルに染めれる楽しさ。
服装だって何だって自分の自由に選べる様に、釣り道具が自分の個性に出来る楽しさが生まれたから。
釣りはしたい。魚だって釣りたい。でも、少しシャレたい！自分を少し特別な気持ちにさせてくれる道具を持って日常と違う時間を楽しみたい。
道具を、釣果と言う部分だけに拘った漁具から自己表現としての趣向具に出来る楽しさがこの釣りの魅力だった。
でも、シャレてるだけでは道具じゃ無い。
今は釣果が優先される部分も大きい。故にどおやって釣るのか？って部分がクローズアップされて、少しずつオールラウンドな釣りと大差無い方向に向かっている気がする。
実際高いお金を出したルアーが釣れなければ腹が立つだろう。
必然的に結果が伴ってこそ物の価値が理解されるのは仕方が無い。
ただ、僕は本当に必要なのは釣れる道具じゃ無いと思う！
こんな事を道具屋が言ってしまえば身も蓋も無いかもしれないけれど、実際道具は道具でしか無い。
結果を出すためにモチベーションを高めたり、イマジネーションを膨らます為の一つのファクターに過ぎない。
釣れそうなルアーだからと言って１００人が必ず釣れると言う事は無い。
より釣れる確立を上げる為には技術だったり、釣る為の工夫だったり、自分から変化していく気持ちと柔軟さがだいじだと思う。
その工夫を見ながら出来るトップウォーター。
変化を確信できるトップウォーター。
そして結果を目の前で実感できるトップウォーター。
僕等はその結果に辿り着くまでのワクワク感を最大限サポートする為の道具としてあらゆる提案をしている。
その一つとして提案が今回のＳシリーズな訳で。
少しタフな状況の中でも、少しテクニカルなタックルを使うことで見えてくる反応の違いだったり、ライトタックルならではのスリリングな感覚だったりを従来のスタイルとは別の感覚で楽しんでもらうことで、よりバスフィッシングの引き出しを増やせるきっかけになればと思っています。
だからこそロッドもルアーも僕等が持つのに満足出切る物にしたいから最大限のシャレさとクオリティーを求めました。
イメージ的には「大人がムキになれる息抜き」みたいな感じかな？
是非楽しみにしていただく為にも作業頑張らねば☆
こんな笑顔を沢山サポート出来るような道具を沢山作りたい。
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