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今日は台風が通り過ぎて一日小雨交じりのジメジメした天気だった。

でも、さすがは初秋に差し掛かったせいかジメジメと言っても塗装の乾燥の為に湿度調整でエアコンを入れていたら少し肌寒く感じるくらいだった。

Ｔｗｉｔｔｅｒでモンドグロッソの話題が出たので、作業しながらついつい懐かしい曲が聴きたくなり、今日は半日この曲のヘビーローテーションだった。

bird　/　 9月の想い

この曲は題名に９月が付いてるからと言うわけでは無いですが、大体にこの曲が入っていたMIND TRAVELと言うアルバムを聴きながら、昔まだオンボロの５７年式サファリに乗ってた頃、秋に夕マヅメを狙って下道で吉井川とかに通っていた思い出のせいだと思う。

ｂｉｒｄの楽曲は本当に好きな曲が多いけれど、とりわけこの曲と夕マヅメの相性が良かった。

夕マヅメのゆっくりと陽が落ちて空も水面も紅く染まり、川土手や周囲の山々の稜線が深い濃緑になって行く時間の本当にゆったりとした、少し寂しさを感じる様な空気感とバスに出会えるのかどおか？と心落ち着かない感じがたまらなく好きだった。

陽が落ち始めればすぐに暗くなる。
本当に短いプライムタイムだけれど、ダメならダメでもまた来れば良いじゃないかと思えるくらいこの時期独特の夕方の空気の匂いが好きだった。

ムキになって釣るよりも、その時間に身を置いて空気の匂いで気持ちがリラックスしてリセットされるくらいフリー＆イージーな空気を釣りと言う行為の中で満喫できる。
それがまた楽しい。

少し暑さの残る時間にポイントに入り、ゆっくりと暮れる景色とその景色の中に溶け込むトップウォータールアーの釣りをゆっくりと楽しみ、街の明かりを眺めながら車の窓を開けて涼しい風を感じ、クールダウンしてまた日常に帰る。
そんなちょっとした、ちょっと贅沢な時間にこんなバラードが良く似合っていたから、今日聴きながら作業して釣りに行きたい欲が上昇したｗ

久しぶりに夕マヅメにのんびり行きたいなぁ。
この曲を聴きながら。