« 2023年9月 | トップページ | 2023年11月 »

2023年10月17日 (火)

一人問答

20231017_122156

20231016_2320142

虎目が過ぎてもはや虎なシングル&セミダブルグリップ!

20231016_1326382

ブライトリバーさんの追加ルアー!

20231015_152857

ヘッドハンターズさんの追加ルアー!


ブライトリバーさんとヘッドハンターズさんのワンカップの追加とブライトリバーさんのグリップの仕上げ作業を。


今回この作業をしながら同時に作った追加ルアーがブライトリバーさんのカラーリングだったもんだから、作業しながらずっと亡くなった先輩の事を想いながらの作業になった。


僕がルアーの作り方もまともに知らない頃から色んな事を教えてもらった先輩。

若い頃からいっつもお金無かったから下道で大阪に通ってた僕に晩ご飯食べさせてくれて、帰りに食いながら帰れって屋台の饅頭とか土産に持たせてくれる様な、大柄な見た目とは裏腹の細やかな先輩。


そんな細やかな先輩の仕事は、おおらかなといえば聞こえが良くなる雑な性格の僕にはとても真似できるレベルじゃ無い繊細さで、憧れはしても追いかけることは出来なかった。


亡くなる前からずっとブライトリバーの作業を少しでも手伝えって誘われてたのはきっと僕がずっと変わらずお金儲けが下手なままだったのを心配した先輩なりの気遣いだったのか??


でも先に言った通り、先輩の仕事が繊細すぎるがゆえにとても僕には手伝える様な仕事では無いと思ってたから毎回はぐらかしてたんだけど、巡り巡って結局仕事を手伝わせてもらうことになった。


ルアー屋の僕が自分の作業以外の作業をするというのは本当にハードルが高い。

どんな風にこの材料を仕上げたかったのか聞いたこともないから、元スタッフの方に教えてもらったやり方で一生懸命やってみてる。


けど、ふとコレはどうだろ?って思う事があると必ず頭に浮かぶ「アホか!!そんなんアカーーン!!」って言う言われ慣れた先輩のお決まりの台詞。


きっとこのピンホールを見逃したらまた怒られるんだろな?とか、この磨き上がりは絶対に怒られるんだろな?とか…

追いかけても追いつくことのない技術。

マニュアルが残ってるわけじゃない感覚的な仕事。

伝統工芸ほど確立したものじゃない伝承工芸。

最後は感覚って分かってるんだけど、やっぱり僕が最後に聞きたいのは先輩の「えぇんちゃう、、」

怒られた事はあっても良いと言われた記憶は無い。

けれど、先輩がやって来た仕事に僕が手を入れるときっと違う仕上がりになるのは分かってても確認したくなって頭の中で聞いてしまうのだ。


「どんなです?」って。


答えは必ずお決まりの台詞だろうけど…


そんな一人問答をしながらもうすぐグリップ完成するので、またブライトリバーさんの方で出来上がった製品をご覧頂けたらと。

| | コメント (0)

2023年10月13日 (金)

ビッグベイトシーバス

1697179045071

1697201351325

1697201396139

1697201406050

1697179045160

島根県安来市生まれ中海育ちのビッグペンシル「ガイナペンシル170」が東京湾でガイナ祭り開催だったみたい!!!(がいな祭りってホントにある地元の祭なんですけど)

ウッドペンシルらしい水絡みの良さとシッカリした操作感、後方重心と移動ラトルで爆風にも負けないキャスタビリティー。

タックルバランスにもよるかもだけど、今日の状態では他のインジェクションペンシルとは比較にならないレベルの反応の良さと釣果だったみたいで、釣果報告を聞いて凄く嬉しかった!

正直、チャドさんがペンシルの釣りがケタ違いに上手いってのは知ってて製品テストをしてもらっては居たけど、実際は自然相手で魚相手だから僕のイメージが使い手とフィールドの違いでどれだけ変わるんだろう?って凄く興味があった。

今日は腕上がらなくなるくらいランカー釣りまくったみたいなので、釣果写真と使用後のルアーの写真を見て、フックサークルと一緒に無数の歯型痕からこのルアーが今のセッティングでどんな風に動いてどんな風に食われたのか見て取れる事で、ちゃんと狙ったポイントが機能してくれたことに安心と自信を得られた。


ハンドメイドのウッドペンシルだからって味わいを求めてるわけじゃない。

釣るためのルアーを作るためにシンプルな中に色々詰め込んだ。

ガイナペンシルは誰が使っても釣れるペンシルになるように今後も調整を進めます!!


最後の写真のミノーはアカメ用に作ったチャドラップ。

コンセプト的にはミノーというよりシャド的なルアーですが、これもまた東京湾のコノシロパターンでかなり効果的らしい。


いつも作り手目線の僕のイメージを外角からとんでもない変化球で勝負してくるチャドさんには作り手としての勝負心を掻き立てられる!!!

| | コメント (0)

2023年10月11日 (水)

釣り行きたい

すごく釣りに行きたい!!

バスもシーバスも頭も体もクタクタになるほど釣りがしたい!

とにかく時間が足りない。

って言うよりも、誰も時間は平等だから時間が無いわけじゃないんだろうけど、仕事が溜まってると頭が仕事から離れないように勝手にブレーキをかけるんだろうか?

釣りがしたいと思う気持ち以上に釣りに行ったら仕事が遅れるって脅迫的なイメージを湧き上がらせて足を止められる。

コレが1人仕事の葛藤だ。

誰しも暇だから釣りに行けるって話じゃないんだけど、仕事が正味だからやった分に比例した成果しか出ないとなればひたすらやるしか無いという非効率なスパイラルで仕事をし続ける。

善くも悪くも真面目過ぎるということだろか?

まぁそんな釣り欲を刺激する様な釣果を見せられたら余計に釣りに行きたい欲と、仕事の成果を見れた喜びで上がる仕事熱の両方が更にせめぎ合う日々ですが。

1696941422328

1696941558899

1696941535456

Img_20231009_141401_531_20231011144501

20231010_175631

あー悔しくてあー嬉しい!

| | コメント (0)

2023年10月 3日 (火)

ありがとうございます

昨日から Oraora.DEPO で販売スタートしたワンカップのレギュラーカラーですが、

おかげさまで完売となったカラーがあります。

在庫は、

Qs_20230927184230_20231003162401

ECHO

Qs_20230927184239_20231003162401

FABP

の2色となっております。

Qs_20231003162831

それと、販売早々ですが僕のライトカバーチューンのワンカップをご紹介。

今回のワンカップはデフォルトでテールフックついてますが、テールフックあるとライトカバーを打つのにジャマなので、僕はテールフック外します!だけど、一応テールフックはウェイトバランス的にも効果あるので、テールフック程度のバランスになるように小さめのフラップを装着!
これでカバーポケットとかでモゾモゾさせてもキラキラユラユラのアピールが増しますし、巻きで使う前提じゃないなら追い食いしないからほぼ腹フックに掛かるし!

あくまでも僕のチューンなので、皆さんも状況に応じて色々チューニングしてみてくださいね。

それと、ノイジー系のアクションはロッドを立ててアクションさせる方が軽快になるのは基本の基本ですよ!!

| | コメント (0)

サンプルルアー

20231003_124910

20231003_124803

20231003_124743

200mm / 100gオーバークラス🐟

ウェイトを貼って調節するからと思って気持ち軽めにセッティング出したらハイフロート過ぎた😅

まぁ突貫で作ったにしてはアクションは出てるから、後はフックとウェイト追加でギリギリの浮力まで調整って事で!

これから水温下がればもうちょいアクションもタイトになるからその辺の調整幅をもたせたってことにしとこ🤣

こんな事して遊んでるみたいな感じですが、これも大事な勉強です。

トップウォータールアー作って長くなりますが、よく動くってルアーを作る事は感覚的に出来るんですよ。

ってか逆を言えばそうやって釣る釣り方を知ってるからその動きで釣れる魚を狙ってるってだけで、ホントなら違うアプローチをしたほうが正解って時でもトップウォーターってステージに限定してる事でその範囲を何とかするための方法を作り込んてしまう。

販売ベースだからついつい心理的に動きすぎちゃうって傾向になりがちになる事も。

それはそれでも悪いわけじゃないんですよ。

誰が使うって限定してるわけじゃないから、ある程度の許容を込みで見込んで作るから僕と感覚が違う人が使っても動くって事に振って行けるから。

作る上ではコンセプトがハッキリさせれるし!

でもね、それが他魚種や違うアプローチになると通用しない場合が多々あるんですよね。

厳密には通用しないわけじゃないけど、ゲーム性ってよりもギャンブル性が強くなって釣ったから釣れたになってしまう。

だから、僕は自分が使う事しか考えてないルアーを作る場合は自分の感覚だけじゃない普段と違うアプローチを思いっきり試すようにしてます。

どうやったら動くのか?どう動けば反応が取れるのか?動かさなかったらどうなるのか?動かさないためにはどんなやり方が良いのか?ってやりながら、普段とは別の感覚でルアーを作りながら、その中の発見を製品にフィードバック出来るから。

ビッグベイトって大きいってメリットと大きいってデメリットがハッキリしてるから、デメリットを自分の中でどんなメリットに変えれるかって探るのに凄く良い題材なんですよね!!

状況から釣り方を絞る釣り方と、状況に釣り方を合わせる釣り方。

その両方がルアーの楽しさで、その両方を作れるのが僕の仕事の面白さだと思うので!!

 

| | コメント (0)

2023年10月 2日 (月)

オンライン販売開始

20231002_121131

写真とは全く関係ないんですけどね!

先日リリースの新作レギュラールアーの「ワンカップ」のレギュラーカラーは今回通常販売分が足りなかったので、特約店分の振り分け後に少しだけ残ってる在庫はウチのオンラインストア「Oraora.DEPO」で販売させて頂きます!って事で、在庫分をアップさせて頂きました!


通常販売分をお待ちだったお客様はウチのオンラインストアをチェックしていただけると若干の在庫ありますのでよろしくお願いします🙇

| | コメント (0)

« 2023年9月 | トップページ | 2023年11月 »