タフな3日間
巨鯉の発売を無事に済ませて、14日から16日の日程で竹内さんと久々の遠征に行って来ました。
今回はテーマとして「落ち鮎パターンを攻略しよう!!」って事で、川系ダムにワンチャンスを期待して行って見ました。
初日は移動日だったのでまずは2日目以降のプランを立てる為に午後からスタートして状況を観察する事に。
そしたら開始僅かでいきなりエヴェレストに反応してくれたのがお腹パンパンの48cm!!
このバスはチョモランマ側からかなりガッツリ食ってくれた元気いっぱいのバスでした♪
様子見どころかいきなりのナイスサイズでテンションが上がり切ってしまった2人ww
しかし、その後は反応はポツポツあるもののキャッチに至らずサイズアップどころかフックアップすら出来ないまま夕マズメを待つ。
本命の落ち鮎は見えないけど、ベイトの多いエリアではやっぱり反応があるので、タイミングを見計らってベイトの溜まってるエリアに入り直してスウィングジャックでキャッチした2本目は44cm。
そして、夕方の一番良い時間になって僕がスウィングジャックでキャッチした54cm。
この時間帯はホントにビックリするくらいバイトが集中したのに、バラシが連発したのが勿体無かったけど、初日でこんなグッドサイズを獲れた事と、反応の良さを考えたら様子見としては上出来だと言う事で、2日目に期待して初日はタイムアップ。
そして迎えた2日目は夜明けと共にスタート!
鳥達も目覚めて気持ち良さそうな姿を余裕の気持ちで写真に収めたりしたのがこの日唯一の写真となった・・・
まさかのまさかで、前日まで居たベイトが全く居なくなって、それこそこの川には本当にバスが居るんだろうか?って疑心暗鬼になるくらい無反応が続く。。
途中出合った漁師さんと話をしたら、今年はまだ鮎が落ちるのには早いみたいで、鯉の網を掛けるとたまにバスも入るけど、今年はバスも少ないらしい。
バスはいったいどこに居るんですかね~??って聞いたら、
「バスはなぁ~!竜宮城に居るわ!!そこで姫さんに若い姉ちゃん紹介してもらえるわ!!」
などとナイスな答えを返してくるもんだから、釣れないドンヨリムードは和んだけど、同時にこのオッサン正気か!??とも思ってしまった。
結局2日目は13時間投げ続けて、事故的なバイト(ホント掛りそうな惜しさの無い)が5つあったのみで終了。
どうも状況的に初日と2日目の違いは、カゲロウが湧いた初日は凄く限られたエリアにベイトが集中してて、そこにバスが集まってたみたいで、2日目は全くそんな状況が起きず、結果的に初日の好釣に惑わされて何も対応出来ないまま終わってしまった感じだった。
そして最終日は夜の飛行機の時間があるので、エリアを移動して帰り時間ギリギリまで釣が出来る別のダムに移動。
前日までの川攻略敗退から立ち直るべく目先を変えて、気分新たにダムらしい景色を満喫しつつ反応を待つものの・・・先週の雨続きの増水からの急減水が影響してるのか?とにかく反応が無い。
やっと反応があるパターンを見つけたけど、それもカバーに引っ掛かるのか引っ掛からないのかみたいな超タイトなキャストで、引っ掛からなかったら出るけど、出ても乗るか乗らないかはバスの食い方次第みたいな状況で、何とかキャッチ出来たのは僕がスウィングジャックで掛けた51cmのみ。
結局3日目も心機一転で挑んだ結果は超タフな状況で、初日の様なドラマは起きず、尻すぼみなフェードアウトで終わるかと思われた帰着後!
突如としてドラマが起きた!!!!
カヤックを片付けてる最中にスロープで手が滑ってカヤックが滑り落ち、ダムに向かってまっしぐら!!
そしてダム湖にスイ~~っと出艇・・・
コリャヤバイ!!!!!!って二人でルアーをキャストして一発大物を掛けようと狙うも、無常にも風に流されてドンドン離れて行ってしまう、、、
もう躊躇してたら取り返しの付かない事になるので、覚悟を決めて9月の雨降りダムでカヤック追いかけて水泳大会!!
やっぱりこんな時にちゃんと泳げるベストタイプのライジャケを着てて良かったと実感した。
そして、服を着た状態で緊急時の練習をした事があって良かったと痛感した。
スロープからは距離があったけど、幸い岸からそんなに距離が無かったので、カヤックをキャッチしてから一旦最寄の岸まで戻って体勢を整えて再乗艇してスロープまで戻ったけど、最後の最後でまさかの展開にかなり焦ったけど、何とか無事に3日間の遠征を終え釣果としては今ひとつだったけど、サイズには恵まれたし、旅らしいハプニングもあったりでとても思いで深い旅になりました。
ちゃんと仕事の方の14TAMTAMAシリーズ次回作の打ち合わせも出来ましたしね!!
さぁ次はどんなルアーが出来るやら?www
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コメント
ヒロさんのブログからやってきました。
カヤック流されてしまい、大変でしたね。
ヒロさんは泳げないので、お役にたてなかったのではないかと。
いつも新しいルアー狙ってはいるのですが、出遅れています。
本当にきれいなルアーなので、女子的には鑑賞用になってしまいますが、やはり実際に使ってなんぼですね。
これからも色々と期待してます。
楽しいレポートよろしくお願いいたします。
投稿: chihiro | 2015年9月25日 (金) 13時22分
chihiroさん。
コメントありがとうございます。
カヤックが流れて行った時はさすがに2人で凍りつきました。
山の危険を数々潜り抜けて来られた竹内さんでも、自分が乗っていたカヤックが見る見る遠くへ行ってしまう状況はとっさに対応出来なかったみたいで呆然とされていたのがなかなかレアな表情でしたよ。
まぁ旅のスパイスだって事で笑い話にしましょうね!って事になりましたけど。
14座シリーズは竹内さんと一緒にかなりの想いで製作してるルアーなので、ルアーとしてだけでは無く、竹内さんの山への想いを表現された珍しい形の表現方法だと思いますので、またチャンスがあれば是非!
登山家の竹内さんファンには釣りをされてるレポートは物足りないかもですが、釣りをされてる時の竹内さんの状況判断や観察力は山で培われたモノだと思うので、形こそ違えど、挑戦されてる竹内さんの一面を沢山の方に紹介できたらと思ってますので、今後も宜しくお願いいたします。
投稿: タマタマ | 2015年9月25日 (金) 21時16分
タマタマさん
お魚と、ヒロさんのレポート、
これからもすごく楽しみにしています!!
落ちたり、流されたりしないように、
お気をつけて!
投稿: chihiro | 2015年9月26日 (土) 00時38分